防災避難訓練
今日は、本園度最後の「防災避難訓練」がありました。
園児たちは、緊急地震速報装置が作動すると冷静に先生の指示に従って机の下に隠れ、すばやく防災頭巾を着用しました。次に「津波警報」が発令された想定で園児たちは3階の多目的室に避難しました。
園長先生から「これは何の数字でしょう?」と東日本大震災の死者数・行方不明者数のボードを示され、子どもたちはたくさんの方が犠牲になったことを理解しました。そして、この震災では津波や原発事故の話、とりわけ原発事故による放射能汚染が起きたことにより多くの外国人が日本を離れたと言う話も聞きました。
さらに、「非常用持出袋」の話もあり、災害時には電気・ガス・水道のインフラがストップするために、3日間は自力で生活できるための準備をお家の方としておくことの大切さを確認しました。
未曾有の被害をもたらした「東日本大震災」から早8年、大きな傷跡を残した大震災から東北は復興しつつありますが、被災者の心の傷跡は無くなることはないでしょう。3月11日は、我が国にとって忘れてはいけないこの大震災を決して風化させることなく語り継いでいくこと、そして教訓として来たるべき大地震の備えを進めていくことが私たちにできることと考えています。