にしよう日記

第108回生活発表会


今日はウィルホールにて第108回「生活発表会」が開催されました。
 園児たちは、日頃の音感教育やお遊戯・舞踊の練習の成果を十分に発揮しました。
 幼稚園最後の発表会になるききょう(年長)組の劇『スペースももたろう&ピーチひめ』『ねずみのよめいり』では、一人ひとりが自信を持ち役になりきって、大きな声と豊かな表情で演技できました。
 ききょうの舞踊では、男子は袴姿で扇子や太鼓の鉢を持って勇ましく『侍』『我ら思う、故に我ら在り』を凛々しく踊りました。特に一人ひとりがダイナミックに側転する場面では、何度も大きな「お~!」という歓声と感動が会場に沸き起こりました。
 女子は艶やかな着物姿で『おおきくなったよ』『花束を君に』を優雅に踊り、会場が華やかな雰囲気に包まれました。ふだんは元気な女の子たちも、着物を着て踊る姿は、みんなおしとやかな大和撫子に!桜の枝や扇子を持つ撫子たちの踊りに春の到来を感じました。
 男子の勇壮な舞踊、女子の華やかな舞踊に会場の皆さんも大いに感動の涙を流されていらっしゃいました。

 他の学年の園児たちも、歌や器楽合奏、お遊戯を一生懸命披露しました。
  今年は「咲かせよう! 世界に一つだけの笑顔」というテーマで取り組んだ発表会でしたが、ねらい通り子どもたち一人ひとりが発表後に見せてくれた笑顔は、達成感や充実感、満足感に溢れていました。
 子どもたちは、大きなステージで大勢の人たちの前で発表したという貴重な経験によって一回りも二回りも成長したようで嬉しく思います。そのような園児たちの発表を涙ながらにご覧になっている姿を見て、こちらも目頭が熱くなりました。
 一年間の教育・保育の総括にあたる「生活発表会」も無事終えることができましたのも、保護者やご家族の皆様はじめ、本当にたくさんの方々のお支えのお陰と心より感謝申し上げます。誠にありがとうござました。