にしよう日記

第107回 生活発表会


2月21日ウィルホールにて第107回「生活発表会」が開催されました。
 園児たちは、日頃の音感教育やお遊戯・舞踊の練習の成果を十分に発揮しました。
 幼稚園最後の発表会になるききょう(年長)組のオペレッタ「オズの魔法使い」「ヘンゼルとグレーテル」では、一人ひとりが自分の役に誇りを持ち、役になりきって、大きな声と豊かな表情で演技できました。
 ききょうの舞踊では、男子は袴姿で扇子を持って勇ましく「桜花爛漫」「宙船」を凛々しく踊りました。特に一人ひとりが側転する場面では、何度も大きな「お~!」という歓声と感動が会場に沸き起こりました。
 女子は艶やかな着物姿で「希望の環(WA)」「ありがとうForever」を優雅に踊り、会場が華やかな雰囲気に包まれました。ふだんは元気な女の子たちも、着物を着て踊る姿は、みんなおしとやかな大和撫子!桜の枝を持つ撫子たちの踊りに春の到来を感じました。
 他の学年の園児たちも、歌や器楽合奏、お遊戯を一生懸命披露しました。
 最後は舞台上のききょう園児たちと会場の皆さん全員による「希望の歌~交響曲第九番~」を歌い、会場全体が「希望と歓び」に満ち溢れました。

 今年は「みんなが主役!音を感じて楽しんで」というテーマで取り組んだ発表会でしたが、ねらい通り子どもたち一人ひとりが主役として輝いていました。そして、日ごろの音感教育で学んだことをみんなに発表できて嬉しかったようです。
 子どもたちは、大きなステージで大勢の人たちの前で発表したという貴重な経験によって一回りも二回りも成長したようで嬉しく思いました。そのような園児たちの発表を涙ながらにご覧になっている姿を見て、こちらも目頭が熱くなりました。
 一年間の教育・保育の総括にあたる生活発表会も無事終えることができましたのも、保護者やご家族の皆様はじめ、本当にたくさんの方々のお支えのお陰と心より感謝申し上げます。誠にありがとうござました。