第114回生活発表会
第114回「生活発表会」が日本特殊陶業市民会館ビレッジホールで開催されました。
園児たちは、日頃の躾・態度教育、心身統一やお遊戯・舞踊の練習の成果を十分に発揮しました。今回は、遊戯・舞踊とききょう(年長)器楽合奏の発表でした。
ききょうの舞踊では、男子が袴姿で扇子を持って勇ましく『チカラノカギリ』『兵、走る』を凛々しく踊りました。特に一人ひとりがダイナミックに側転する場面では、会場から大きな拍手が贈られました。女子は艶やかな着物姿で『それを愛と呼ぶなら』『守ってあげたい』を優雅に踊り、会場が華やかで温かな雰囲気に包まれました。ふだんは元気な女の子たちも、着物を着て踊る姿は、まさに素敵な大和撫子です。藤の枝や華やかな扇子を持つ撫子たちの踊りに春の訪れを感じました。
男子の勇壮な舞踊、女子の華やかな舞踊に会場の皆さんも大いに感動の涙を流していました。
きく(年少)・さくら(年中)の遊戯では、素敵な衣装を身にまとい男の子はかっこよく、女の子は可愛らしく披露できました。
幕間では、幼児文化芸術祭のビデオ(ききょう『希望の歌~交響曲第九番~』、さくらの親子ワルツ)を視聴しました。
今回は「つなげよう心の和 広げよう友だちの輪」というテーマで穏やかで優しい気持ちをつなげて、お友だちを大切にする思いや連帯感を強めていこうとする姿がありました。「観ている人に感動と感謝の気持ちなどを届よう」という思いで踊りました。その気持ちと行動が、会場の皆さんにも「感動」という贈り物を届けることができたと思います。子どもたちは、大きなステージで大勢の人たちの前で発表したという貴重な経験によって一回りも二回りも成長したようで嬉しく思います。そのような園児たちの発表を涙ながらにご覧になっている姿を見て、こちらも目頭が熱くなりました。
一年間の教育・保育の総括にあたる「生活発表会」も無事終えることができましたのも、保護者やご家族の皆様はじめ、本当にたくさんの方々のお支えのお陰と心より感謝申し上げます。誠にありがとうござました。
一週間後、園のホールで開催予定の「歌唱・鍵盤奏発表会」もどうぞ楽しみにしていてください。