にしよう日記

第113回生活発表会


 第113回「生活発表会」がウィルホールで開催されました。
 園児たちは、日頃の躾・態度教育、心身統一やお遊戯・舞踊の練習の成果を十分に発揮しました。今回も新型コロナ感染症の影響で、遊戯・舞踊のみの発表となりました。
 きく(年少)・さくら(年中)の遊戯では、素敵な衣装を身にまとい男の子はかっこよく、女の子は可愛らしく披露できました。
 ききょう(年長)の舞踊では、男子が袴姿で扇子を持って勇ましく『ダイナミック琉球』『NEW ERA』を凛々しく踊りました。特に一人ひとりがダイナミックに側転する場面では、会場から大きな拍手が贈られました。女子は艶やかな着物姿で『贈り物』『やさしさで溢れるように』を優雅に踊り、会場が華やかで温かな雰囲気に包まれました。ふだんは元気な女の子たちも、着物を着て踊る姿は、まさにみんな素敵な大和撫子です。桜や藤の枝を持つ撫子たちの踊りに春の訪れを感じました。
 男子の勇壮な舞踊、女子の華やかな舞踊に会場の皆さんも大いに感動の涙を流していました。

 今回のテーマ「希望~エガオノチカラで感動を~」、常に希望を持ち生活している子どもたちは「お友だちのために、家族のために、そして自分のために踊ろう」「両親に感謝の気持ちを届けよう」という思いで踊りました。その気持ちと態度が、会場の皆さんにも大きな「感動」を届けることができたと思います。
 子どもたちは、大きなステージで大勢の人たちの前で発表したという貴重な経験によって一回りも二回りも成長したようで嬉しく思います。そのような園児たちの発表を涙ながらにご覧になっている姿を見て、こちらも目頭が熱くなりました。
 一年間の教育・保育の総括にあたる「生活発表会」も無事終えることができましたのも、保護者やご家族の皆様はじめ、本当にたくさんの方々のお支えのお陰と心より感謝申し上げます。誠にありがとうござました。