絵本の公開保育
今日は、ききょう組で絵本の公開保育がありました。
絵本アドバイザーの里紗先生が、「キンダーブック」を基に保育を行いました。劇の役を決めるのに、みんなが犬の役を希望した場面を見せて、どうやって決めるかということをみんなで話し合いました。自分の考えをみんなの前で発表することになり、「じゃんけんで決める」「くじで決める」「他のお友だちに譲る」などの意見が出ました。中には「背の大きい順で決める」といった子どもらしい意見もありました。子どもたちは、発表するお友だちの意見を静かに聞き、拍手をしていました。
絵本の主人公「さんきゅうさん」は、「みんなの前で演技して決める」というものでしたが、ある課題解決の場面でお友だち同士で話し合い、みんなの前で発表する活動は「主体的・対話的で深い学び」に繋がる活動でした。絵本もただ読み聞かせをするだけでなく、工夫次第で子どもたちのさまざまな力を伸ばすことができることが発見できました。